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年金・退職金・老後のお金50代看護師が今から考えておきたいこと

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転職したら老後の備えはどう変わる?私自身の不安と取り組みを正直に話します

転職を考えたとき、気になることはたくさんありました。仕事内容、人間関係、体力的な負荷……。でも、「老後のお金」のことは、後回しにしていた気がします。

退職金は出るのか。今の職場を辞めたら年金はどうなるのか。転職先でまたゼロから積み上げるのか——。気になりながら、なんとなく調べるのが怖くて、見て見ぬふりをしていた時期がありました。

今回は、57歳で転職を経験した私が、「転職後のお金」について実際に感じた不安と、今取り組んでいることを正直にお話しします。専門家ではないので、あくまで一個人の体験談として読んでください。「まず自分の現状を知ること」の大切さが伝われば、と思います。

転職前、私がいちばん怖かったお金の不安

病棟を辞めるとき、いちばん頭をよぎったのは「退職金が減る」ということでした。長く勤めた病院を辞めて、また新しい職場でゼロから積み上げる。それがどれほどの影響を及ぼすのか、数字で見ていなかったから、余計に怖かったのです。

実際に退職金の計算をしたのは、退職が決まった後でした。正直なところ、「もっと早く調べておけばよかった」と思いました。知ることで怖さが増すこともあるけれど、知らないままでいる怖さの方が、ずっと大きかった。わかってしまえば、「じゃあここから何をすればいいか」に頭が切り替わります。

同じように、年金の見込み額も、当時は確認していませんでした。ねんきん定期便は届いていたのに、封を開けずに捨てていた年が何年もありました。今思えば、もったいない話です(苦笑)。

「ねんきん定期便」を初めてちゃんと読んだ日

転職を決めてから、初めてちゃんとねんきん定期便を読みました。50歳以上向けのものは、現在の加入状況が続いた場合の「見込み額」が書かれています。私の場合、病棟勤務の時の加入期間と、万博でのアテンダント期間(雇用形態が変わった時期)が混在していて、思っていたより複雑でした。

驚いたのは、万博のアテンダント期間中、雇用形態によっては厚生年金ではなく国民年金になる期間があったこと。「ここは自分で国民年金を払っていたんだな」と気づいたのが、退職後にねんきん定期便を見直したときです。

今は「ねんきんネット」というオンラインサービスで、自分の加入記録を月単位で確認できます。記録の漏れや誤りがあれば訂正もできる。こういうことを、50代のうちに確認しておくことを、私は身をもってお勧めします。

転職先の退職金制度 確認しておけばよかった3つのこと

今の職場(市立病院)に転職するとき、退職金の制度をきちんと確認しないまま入職してしまいました。実際に確認したのは、採用の書類が整ってから。

振り返ると、転職前に確認しておきたかったポイントが3つあります。

①退職金制度の有無と積み立て方式

退職金がある職場でも、「自社積み立て型」「企業型確定拠出年金(DC)」「共済型」など、制度の種類はさまざまです。特に市立病院など公的機関は共済制度になっている場合が多く、民間病院とは仕組みが違います。自分がどの制度に加入するのかを、入職前に確認するのが理想です。

②企業型DCがある場合のiDeCoとの併用ルール

職場に企業型確定拠出年金(企業型DC)がある場合、個人型(iDeCo)との併用に制限がかかることがあります。「iDeCoをすでにやっている」方は、転職時に必ず確認してください。手続きが必要になる場合があります。

③年齢による掛け金・給付額の変化

50代からの入職は、積み立て期間が短い分、退職金の総額も相応に少なくなります。それを踏まえた上で、「何年後にどれくらいになるか」の見通しを立てておくと、老後の計画が立てやすくなります。

私が今から取り組んでいること→小さく、地道に

大きなことはできないけれど、今の私が実際にやっていることを正直にお話しします。

まず、家計の「見える化」です。以前の記事でも書きましたが、私は毎月の収支をシンプルなノートに書くようにしました。難しいアプリは続かなかったので、手書きの方が合っていました。「何にいくら使っているか」を把握するだけで、無駄な支出に気づきやすくなります。

次に、iDeCoを継続していることです。転職前から加入していたiDeCoを、転職後の雇用形態に合わせて手続きし直しました。掛け金は少額ですが、「老後のための積み立て」という意識を持つこと自体が、私には大切でした。

そして、「今から増やす」より「今ある資産を減らさない」という考え方に切り替えたこと。50代後半は、大きなリターンを狙うより、堅実に守る時期だと感じています。自分のリスク許容度を、年齢と照らし合わせて考えるようになりました。

「お金のことは後で」が一番の損失かもしれない

これは私の反省でもあります。病棟に在籍していた頃、老後のお金について深く考えなかった時間が、何年もありました。「まだ先のこと」「仕事が落ち着いたら考えよう」と先送りにしていました。

でも実際は、50代の今から動き始めても、できることはたくさんあります。ねんきん定期便を確認する、家計を一度整理する、iDeCoや新NISAを小額から始める——どれも今日からできることです。

「転職したら損をする」かどうかは、転職の中身と、その後の準備次第だと思っています。知らないままでいることの方が、ずっとリスクが高い。看護師として「情報は早く取る」「状態を把握してから動く」と教わってきた私たちには、お金のことも同じアプローチが合っているんじゃないかと思います。

難しく考えすぎなくていい。まず「自分の年金記録を確認する」だけでも、一歩です。一緒に少しずつ整えていきましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございます。また次回、ここでお会いしましょう。

次回予告

次回は「50代の転職活動で、年齢をハンデにしないための3つの準備——私がやっておけばよかったと後悔したこと」をお届けする予定です。転職を考えているけれど、年齢のことが気になって一歩踏み出せない方へ向けて、私のリアルな経験をお話しします。またここでお会いしましょう。

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  • この記事を書いた人

きよたかナース

40歳で看護師免許を取得。 50代で転職を経験し、現在は地域連携室で看護師事務として週4パート勤務中。 転職エージェントもハローワークも実際に使った経験から、50代ナースの転職をリアルに発信しています。 このブログでは、私が実際に経験した転職活動をもとに ・50代看護師が転職エージェントを使うときのリアルな話 ・転職エージェントとハローワーク、どちらが合うか ・介護と仕事を両立しながら働く50代の日常 などを発信しています。

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